死ぬ時の話。
皆さんは、夜布団に入っている時何を考えますか?
また、自分が死ぬ時のことについて考えたことがありますか?
僕は色々なことを考えますが、最終的には大体「死ぬ」ということに思考が行き着きます。
死ぬとしたらいつ死にたいか?
どんな風に死にたいか?
死んだらどうなるのか?
など、自分が死ぬ時、死んだ後のことを考えます。
皆さんはどうやって死にたいですか?
僕はありきたりですが老衰で死にたい。
もし重い病気にかかったとしても、自分の払えるお金の範囲で出来る限り生きる努力はしたいです。
なので、僕は尊厳死を選ぶ勇気は無いと思います。
人は、死んだらどこに行くのでしょうか。
天国や地獄があるのか。
あるいは完全な「無」で、意識も記憶も何もかも無くなるのか。
もしくは輪廻転生で、記憶が全て無くなった状態で全く別の何かに生まれ変わるのか。
もしも死が完全な「無」だとしたら、人は死ぬ時に意識や記憶が消え、もうそこで全てが終わるということになります。
その先の「無」は何も感じることなく、何も考えることなく、ただそして何も認識できません。感情も感覚も思考も全てが何もなくなり、そのまま二度とそれらが存在することがない。さらにそのこと自体も認識できない「無」。
僕はその「無」がとても怖い。
今までの記憶、意識が消える瞬間がいずれ来るということが怖くて仕方がない。
だから、死にたくないし、死ぬのが怖い。
でも、死にたくないと思えるような生活ができていることが幸せなのかも知れません。
それに、死の瞬間は誰にも分からないし、避けられない。
だったら、その幸せを噛み締めながら、1日1日を大切にしていこう。
そんなことを考えた、夜の布団の中でした。